もう3月だというのにいつまでも寒いですね。
12月から、ずっと寒くて冬眠していました。
嫁に
「何で人間って寒いと冬眠するんだろうね」と聞いたら、普通の人は冬眠しないんだそうです。
知らなかった。ビックリ。
さて、前回の続きです。
発電機用ディーゼルエンジンの排気管を作るのに、端材のステンレスパイプを拾い集めてきました。


この28.58mmの外径が、マジェスティのマフラーにピッタンコのサイズでした。
でもレイアウト上90度の曲げが2回必要にもかかわらず、エルボーの付いていた端材は一つだけ。
パイプベンダーなんて持ってないし。
仕方が無いので溶接で切った貼ったしましょう。
で、半自動溶接機用のステンレスワイヤーを購入しました。
以前からシールドガスにはアルゴン/炭酸ガスの混合ガスを使っているので、ステンレスのMAG溶接にも問題はありません。

ところが、ワイヤー交換の段階で早くも行く手を阻む出来事が。

ステンレスって張力が強いのね。
油断するたびにビヨンビヨンと解けるワイヤーを、何度も泣きながら巻きなおしました・・・・
苦労の末何とかワイヤーをセットし、いよいよ溶接。
果たして1mm厚のステンレスがきちんと溶接できるのか?!
パイプの切れっ端でお試しすると・・・・・

ああ~すぐに溶け落ちる~

溶け込む前に黒こげって・・・・・
ステンレスって、本当に溶接できるんだっけ?
東京モーターショーの一般公開が始まりましたね。
今日の新聞がモーターショーの特集だったので眺めていると、
「にんげんの気持ちいいってなんだろう」という言葉が飛び込んできました。
今回の
ホンダのテーマのようです。
僕のブログのサブタイトルが
『「キモチイイ」のためにクルマができること』なので、似ているなぁと思い興味を持ってホンダのウェブサイトを覗いてみました。
そこでは、ホンダの7人のデザイナーさんがそれぞれに考える「にんげんの気持ちいいってなんだろう」を語っています。
でも僕が考える「キモチイイ」とは違うなぁ・・・・
ホンダのデザイナーさんが考える「気持ちいい」は、あくまでも車に乗ってる人が「気持ちいい」なんですよね。
僕がブログのサブタイトルを
『「キモチイイ」のためにクルマができること』としたきっかけは、かつての職場で同期だったAくんとの会話がもとになっています。
その職場を僕が辞め、3年間の整備士専門学校を出て再就職した先に、Aくんは出向で来ていました。
「自動車ショップをやりたい」と言っていた僕に、たまたま食堂で一緒になったAくんは議論をふっかけて来ました。
Aくん
「車屋やりたいって言ってたけど、どんなことやりたいの?」OTF
「具体的なイメージはまだ固まってないんだけどね。古い車が好きだから旧車中心に何かやりたいな」Aくん
「旧車なんて、そんなに売れないでしょう?」OTF
「う~ん、景気に左右される新車の売れ行きよりは安定していると思うんだけどねぇ」Aくん
「でもさ、排気ガスの問題とか、どうなのよ」OTF
「それは考えないといけないよね。旧車だからといって大気汚染させて良いわけではないし」、
Aくん
「何かさ、キモチイイのがいいなぁ」OTF
「エアコンとか、乗り心地とか、快適装備ってこと?」Aくん
「そうじゃなくてさ、うまく言えないんだけど・・・・」そう言ってしばらく考えた後、彼はこう言いました。
「芝生の上に寝っ転がってるとキモチイイじゃん?そんな感じ」OTF
「良くわかんねぇよ」 この会話がすごく大切なことに思え、以来「クルマとキモチイイってどう繋がるんだろう」とずっと考えてきました。
Aくんが言わんとしていたことの真意は未だにわかりません。
僕なりの解釈ですが、
「人間や自然のためにクルマの方が変わらなきゃいけない」ってことかな、と思っています。
自動車の歴史とは、人間をいかに快適に、速く、遠くまで運ぶか、ということを目的に進化して来ました。
それに伴い道路というインフラも自動車が快適に、速く、便利に移動できるようにと整備されてきました。
自動車の進化とインフラの整備は切っても切り離せない関係であったのです。
その結果どうなったか。
わずか100年あまりの間に、道路を作るため山は切り開かれ、動物達の生活圏が奪われ、増えた自動車により大気は汚染されました。
今、大気汚染や地球温暖化ガスを何とかするため、自動車は新たな進化を始めました。
それが今回のモーターショーでも中心となっている電気自動車であったり、ハイブリッド車であったり、クリーンディーゼルや超低燃費技術であるわけです。
自動車が新たな進化をするならば、道路というインフラも別の進化をする必要があるのでは?
それに伴い自動車もまた別の形に変わっていくのでは?
僕が住んでいる地域は田舎と言ってもいい位、田畑や自然が残されています。
犬を連れて散歩していて思うのは、舗装された道路を歩くよりも田んぼの畦を「おっとっと」と言いながらあるいたり、神社のある小高い丘に登ったりする方がはるかに気持ちがいいということ。
水たまりのある砂利道よりも舗装道路の方が歩きやすいけれど、長靴を履いて水たまりで遊びながら下校した子供の頃を思い出すと「楽しかったなぁ」と思うのです。
そんな自然豊かな風景と、自動車って共存できないのでしょうか。
僕の考える「キモチイイ」は、自動車に乗らない人にとっても「気持ちいい」と感じられることなのです。
そのためにクルマができることって何だろう?
このブログのサブタイトルは、そういう自分に対する問いかけでもあるわけです。
マフラーをフレームに固定するため、アルミの丸棒からスペーサを削り出します。

これを2個作れば、マフラー本体がフレームに当ることなく、直接ボルト止めできるのです。

次は排気のフランジ作り。
ここはちょっと悩んだ末、10mm厚のSUS(ステンレス)板を使用することにしました。
鉄のほうが加工は楽なのですが、排気の熱で見栄えが悪くなることを懸念しました。
でも加工のしやすさで薄いステンレスを使うと熱で歪んでしまいそうだし、ましてやステンレスの溶接は経験がないしなぁと思って悩みました。
ま、何事も経験なので、思い切ってチャレンジしてみることにしました。

段取りとしては、まず排気ポートのサイズ(約30mm)に穴を開けます。
手持ちのドリル刃はφ12mmまで。
旋盤を使って穴を開けた後・・・・

内繰りバイトで内径を広げます。

さすがに10mm厚のSUS、手ごわかった~。
でも綺麗にできました。

ちなみにこのSUS板も廃物利用。
機械の敷板になっていたものです。
次はエンジン側の排気フランジにチョークを塗って・・・・

適当な紙に転写します。

これを型紙に、ボルト穴位置を決定。

フランジの形をなぞって・・・・

高速カッターで大まかに切り出した後、グラインダーと手やすりで仕上げをします。


切り出しが大まか過ぎて形が崩れちゃった。。。。orz

さて、排気のパイプはどうしよう?

つづく
ヤンマーの農機用ディーゼルエンジンと、発電用モータを固定するフレームを作ります。
現物あわせで取り付け穴位置を採寸。
半端な数字なのでたぶん設計どおりではないのですが、精度は問わないので気にしません。

ハシゴ型フレームの横に渡した桁にディーゼルエンジンを固定しようとすると、フライホイールが当ってしまいます。

そこで、防振ゴムをかませてエンジンをフレームから浮かせることにしました。


フレームの材料は2.3mm厚、60×30mmのコの字軽量鉄骨です。
近所の鋼材屋さんを調べて訪ねたところ、個人の小口客でもとても親切に対応してくれました。
土曜日も営業していて、無料で配達もしてくれたので助かりました。
6mの定尺1本を3mに2分割して納品してもらいました。
これで¥1950ですから、ホームセンターで買うよりはるかに安いと思います。
エンジンとモータ、それにマフラーを並べて大まかなレイアウトを確認します。


マフラーは、以前道端に落ちていたのを「何かに使えそう」と思って拾っておいたものです。
「ヤマハ」と書いてあるし、大きさと重さから触媒の入った250ccクラスのビッグスクータのものと考えていましたが、後日、「マジェスティ250ABS」のものと判明しました。

「YANMAR」と「YAMAHA」、似てるからいっか!
半自動溶接機で仮組み。


これだけでも溶接歪みが出ます。

蹴りを入れて修正しつつ、本溶接。

キャスターは、これまた拾い物です。
10年以上使う機会もなく寝かせていましたが、ようやく陽の目を見ました。
当初から3角形の鉄板にネジ止めされていたので、そのまま補強板として利用しています。

濡れたように見えるのは、溶接部に塗ったエポキシ系の錆び止め剤です。
次はマフラーの接続を何とかしなければいけません。

つづく
タイトルとは関係ありませんが、先日wvo ML(使用済み天ぷら油でディーゼル車を走らせている人たちのメーリングリスト)のミニオフ会が、群馬県館林市でひっそりと執り行われました。
いい歳ぶっこいたオヤジが集まり朝な夕なに火遊びに興じていたのですが、11/12の日曜日には、地元のお祭り「たたら夢市」において天ぷら油自動車の展示で参加しました。

その際話題になった燃料の性状についてちょっと記憶と異なっている点がありましたので、
「ん?
この間のブログに大嘘書いちまったか?」
と不安になり改めて調べ直したところ、自分の認識としては間違っていなかったのですが言葉足らずな点がありましたので、追記をいたしました。
さて、補機類の何も付いてこなかったジャンク・ディーゼルエンジンなので、燃料タンク、燃料フィルター、エアクリーナ、排気系をどこかから調達しなければなりません。
燃料タンクは携行缶か、ジムニーのものを流用すればよし。
その他は本来のものが手に入れば楽なので、中古品を当ります。
でも、このH7-Cというエンジン、あまり流通していないタイプらしく、オークションでもなかなかモノが見つかりません。
では中古品を現物あわせでもしようかと思い、自宅近くの農機具屋さんに相談に行きましたが、農業関係者ではないためか冷たくあしらわれてしまいました。
幸い近くにヤンマーのディーラー(?)がありましたので、敷居は高かったのですが思い切って飛び込んだところ、存外に親切に対応して頂けました。
調べて頂いたところ、新し目に見えたこのエンジン、実はもう20年くらい前のモデルになるそうです。
必要な部分のパーツリストを打ち出し、値段を調べて下さいました。
ところが、燃料フィルタAssyが¥7,800、エアクリーナAssyが¥25,000・・・・・
高いよ~(涙)
マフラーは在庫無しでした。
でもとても親切に色々調べて頂いたこともあるし、燃料フィルタだけ注文することにしました。
後でwvoのMLで教えて頂いたところ、汎用品なら¥2,500位で手に入るらしいです・・・・
その他、サービスマニュアルも注文してみましたが、残念ながらこちらも無し。
でも参考にと、同じくらいの年代の類似のエンジン用マニュアルを数10ページ分もコピーしておいてくれていました。
ありがたや、ありがたや。
申し訳ないのでコピー代だけはお支払いしてきました。
こちらが¥7,800の燃料フィルタです。


取り付けはボルト一本なので簡単。
燃料パイプの長さから見てここで間違いないでしょう。

続く
今回は発電機のキモとなるブラシレスモータのご紹介です。

そもそもはこいつを手に入れたことが、発電機を自作しようと思い立ったきっかけです。
職場で月1回の産業廃棄物の日に廃棄作業を手伝っていると、目に入ったのがこの大型モーター。
銘板には「ブラシレス・サーボ・モータ」と書かれていました。

ブラシレス・モータは発電機に使える、ということは何となく知っていました。
銘板を見る限り、発電効率を考えなければ1000RPMで235V・6.6A、1.5kWの発電が出来そうです。
「使えるかな。壊れてるかな。捨ててあるんだからどこか壊れてるんだろうな」と思いつつジーっと眺めていると、そこに通りかかったのが廃棄した張本人の担当者。
「これ、どこが壊れたの?」「いや、前任者のときからずっと置いてあったらしいんスよ。使えるのか壊れてるのかも判らないんで、邪魔だから捨てようと」ラッキー!使える可能性は高いってことだ。
「これ、持って帰ります!」というわけで、同僚達の呆れた視線を浴びつつ、ありがたく頂いて帰りました。
お陰さまで、今では何か使えそうな廃棄物が出たときには真っ先に声をかけていただけるようになりました。
担当者と付属物から推測すると、どうやら薬液のポンプとして使われていたモータのようです。
インバータ制御で吐出量を調整していたのでしょう。
シャフトは前後で太さが違っています。


発電するかどうかチェックするため、充電式ドライバにVベルトを付けて回してみました。

オシロで波形を見てみると・・・・

7.5V?お話になりません。
パワーが絶対的に足りないようなので、旋盤で直接シャフトを咥えてぶん回してみました。

ブラシレス・モータは3相交流の発電機となりますが、実験なので1相分だけを40Wの白熱球に繋いでいます。

620rpm(旋盤の仕様)で108Vの電圧になりましたので、点灯してみました。

良かった~。
サーボモータとしては、もしかしたらエンコーダ部分が壊れているかも知れませんが、発電機としては問題なさそうです。
回転数を変えて発電電圧特性を取ると、こんなグラフが描けました。

この結果から色々計算をしてみると・・・・
定格逆起電力定数Ke=235 (V/KRPM) = 2.23 (V/rad/sec) ←銘板より
実効起電力定数Keff=170 (V/KRPM) = 1.6132 (V/rad/sec) ←測定値より
発電効率は、170/235*100 = 72.3%
Ke=Ktより、6.6A発電時の必要発電トルクは
T = 10.65 (N・m) = 1.086 (kgf・m)@620rpm
って、こんな計算をした形跡は残っているのですが、今ではすっかり忘れてたりして。
間違いがありましたらご指摘をお願いします。
つづく
先日試運転ができるようになった
発電機用エンジンについて、紹介したいと思います。
エンジンの選定に当っての条件は、当初からWVO(Waste Vegetable Oil :使用済み天ぷら油)で発電させることが目的でしたので、一も二も無くディーゼルエンジンであることが必須です。
内燃機の燃料として使用する上で、ディーゼルエンジンの燃料である軽油と天ぷら油は着火温度等の特性が比較的似ているため、エンジンそのものに手を加えることなく(粘度の違いはあるため、燃料供給系には手を加える必要があります)使用することができるのです。
着火点(自然発火の温度)・・・軽油:約350℃(*)、天ぷら油:360~380℃程度(油の種類による)
引火点(炎を近づけた時燃える温度)・・・軽油:45~80℃、天ぷら油:300℃前後(同上)
セタン価(着火性の良否を示す尺度)・・・天ぷら油と軽油、重油はほぼ同等との報告があります。
参考:シップ・アンド・オーシャン財団 平成13年度 廃食油用セラミックスエンジンの研究開発報告書
*軽油の着火点を250もしくは280℃としている資料もあります。ここでは『全国自動車整備専門学校協会●教科書シリーズNO.6「内燃機関、燃料・油脂」平成15年改定第6版』から引用しました。
ただし軽油の着火温度は圧縮圧力が高くなるほど低くなり、着火温度と圧縮温度がほぼ等しくなる圧力が1.1MPa(ゲージ圧力+大気圧)程度のときで、このときの温度が280℃です。 想定している発電能力としてはざっと100V・15Aで1.5kW程度。
馬力に換算すれば2psですから、大排気量は要りません。
小型のディーゼルエンジンならば、トラクターとかコンバインなどの農機用単気筒エンジンのものが手ごろそうです。
始動・停止をリモートでコントロールしたいので、セルモータは必須。
以上の条件でYahoo!オークションを数ヶ月チェックしていると、ちょうど手ごろなエンジンがジャンク扱いで出品されていました。
いや、安く手に入れるためにあえてジャンク品を物色していたのですが・・・・
で、届いたのが重量60kgほどのこいつです。

パレットに乗ってラップでぐるぐる巻き。
愛知から茨城までの送料で9000円ほども取られました。
以前軽自動車のエンジンを山口から神奈川まで送ってもらい、佐川急便で2300円ほどだったのに。
なんだかボラれた気分。
中身です。

ヤンマーのH7-Cという形式で、出品者によるとコンバインから外したという事でした。
排気量331ccの単気筒で、2800rpmで7psという出力。
十分すぎます。

ちゃんとセルも付いています。

水冷なので騒音的には有利かな。
冷却ファンには小型のジェネレータも付いています。
直流ジェネレータかな?

エアクリーナもマフラーも付いていません。
この辺は何か流用できるものを見つけなければ。

燃料用に「ヤンマー重油」なんていうのがあるんですね。
重油なんてあまり馴染みがないのですが、そういえば職場の非常用発電機の燃料が重油だっけ。

見た目綺麗なのですが、どうやら塗りなおしてあるようです。
燃料ホースにシリンダーブロックと同じ銀色が付いていました。

オイルチェック。
規定量入っています。
水分の混入もなさそうです。

以上、初期状態チェックでした。
続く
ある方より、非公開コメントで
「MiniPCIカードタイプの無線LANカードは電波法の認可を受けていない可能性があります」
とのご指摘をいただきました。
(Iさん、コンバートEVアルトのナンバー取得、おめでとうございます!)
調べてみると、ネット上では結構MiniPCIの無線LANカードについて議論がなされていました。
何でだろう?
何が問題?
電波法上、無線LANカードも電波で通信を行う「無線機」とみなされ、原則無線局としての免許を受けなければなりません。
「ただし、携帯電話等の小規模な無線局に使用するための無線局であって総務省令で定めるもの(特定無線設備)については、使用者の利便性の観点から、事前に電波法に基づく基準認証を受け、総務省令で定める表示(技適マーク)が付されている場合には、免許手続時の検査の省略等の無線局開設のための手続について特例措置が受けられます。」(
総務省 電波利用ホームページより)
問題はこの「技適マーク」を受けた「無線機」の状態にあるようです。
ネット上の議論の要点は、以下のようになるようです。
1.無線LAN機能を持ったノートPCの場合、ノートPC自体を「無線機」として技適を受けているなら、無線LANカードの交換は技術適合から外れ、電波法違反になる。
2.無線LANカード自体が技適マークを取得していても(サードパーティの無線LANカードを購入した場合など)アンテナとセットで技術適合を受けているわけだから、元のノートPCのアンテナを使用した場合は電波法違反になる。
3.PCカードタイプの無線LANカードの場合は、アンテナが本体と一体なので問題はない。
4.デスクトップPCのPCIスロットに差し込むタイプの無線LANカードの場合は、付属の外部アンテナを使用する以外の使用法はあまり想定できないので、問題はない。
ということなので、1.と2.の使用法が想定されるMiniPCIカードタイプの無線LANカードが問題となるようです。
前回の記事でご紹介した無線LANカードは、INSPIRON1300にオプションで設定されていたものではなく、別機種に装着されていたものを使用したわけですから、2.の場合に相当します。
道理でDellの
マニュアルにわざわざ
「TrueMobile 1150 シリーズ ミニ PCI カードからのアンテナケーブルをノートブックコンピュータの内蔵アンテナに接続します。」
「アンテナケーブルはTrueMobile 1150 シリーズ ミニ PCI カードキットに付属しています。」
なんて書いてあるわけだ。
ちなみにDell TrueMobile 1150 シリーズ ミニ PCI カードは
こちらのページによればちゃんと日本国内の技術適合を受けているようです。
というわけで、もともとINSPIRON1300に付いていたアンテナ線に直接接続してしまった僕の場合、電波法違反に問われる可能性があるわけです。
今はアンテナ線外しています
(ということにしておいて・・・・)
バックライトの切れたDELL Inspiron 1300ノートPCをネット担当のPくんから貰ったとき、
「使えるかどうか判らないけど、こんなのもあるから良かったらどうぞ。
何から外したやつかも判らないんですけど、DELLのノートPCには間違いないです。」とmini PCIの無線LANカードも貰いました。
我が家は電話の置ける部屋と普段生活している部屋のレイアウトが悪いため、ネットワーク環境には無線LANを利用しています。
だからとってもありがたい。
バックライトが直り、Windows XPをクリーンインストールしたInspiron 1300に取り付けてみました。

Inspiron 1300本体には、すでにmini PCIのスロットまでアンテナ線が来ています。
アンテナ線は1本ですが、無線LANカードのコネクタは二つ。
「MAIN」と「AUX」なので、「MAIN」の方に差し込んでおきます。
もちろんこれだけでは動作せず、ドライバ・ソフトウェアを探してインストールしないと使い物にはなりません。
ラベルには "MPC13A-20/R"と書いてあったのでGooleで検索してみると、DELLの商品名としては"TrueMobile 1150"というらしい。
今度はDELLのダウンロードサイトで"TrueMobile 1150"を検索。
ドライバの他にクライアントマネージャというのがありました。
クライアントマネージャというのは設定用のソフトみたいです。
両方インストールすれば良いのですが、バージョンも様々あるみたい・・・・
とりあえず両方とも一番新しいバージョンをインストール。
ところが、画面右下のタスクバーに表示されたアンテナアイコン(?)を見ると電波を受信していないようです。

Windowsのワイヤレスネットワーク接続の設定を行ってもダメ。
クライアントマネージャを立ち上げてみると、こちらのアンテナ表示でも信号強度がゼロになっています。

これはやっぱりカードが壊れているのか????
クライアントマネージャのメニューに「拡張」→「カード診断」というのがあったので実行してみると、「クライアントマネージャとドライバのバージョンが合っていない」、という趣旨のメッセージが出ました。
そこでDELLのダウンロードサイトで検索して出てきたクライアントマネージャとドライバを片っ端からダウンロードしてインストール。
ようやくエラーの出ない組み合わせが見つかりました。

クライアントマネージャはバージョン3.30、ドライバはバージョン7.86です。
カードのファームウェアはそのままで大丈夫でした。
でも相変わらず信号強度はゼロのまま・・・・
しつこくGoogleで検索していたら、やっと答えが見つかりました。
何てことはない、BIOS画面で"Wireless devices"がOFFになっていただけでした。

ここをONにしてセーブ、Windowsを起動すると、信号受信!

あとはWindows上で普通にネットワークの設定をして完了です。
ついでにもっと何てことはない話をすると、わざわざBIOSで設定しなくても"Fn"+"F2"で"Wireless devices"のON、OFFができるみたい・・・・・
ちゃんとF2キーにアンテナのマークが書いてあるじゃん・・・・・
冷陰極管は、
こちらのサイトでも紹介されていた
EC DirectさんからYahoo!オークションで購入しました。
落札後の連絡で、一覧表を参考に冷陰極管の長さと径を指定する必要があります。
一本¥280だったので、予備も含め2本注文しました。
送料は1本でも2本でも¥640です。

冷陰極管の両端にはリード線が半田付けされていて、
プラスティディップのようなゴム塗料で絶縁された上にベージュのカバーが被せられています。

ゴム塗料でくっついているので、カバーを綺麗に外せず、再使用に影響が出ない程度に少しカッターで切れ目を入れました。
ゴム塗料も慎重に剥がすと、半田付け部分が見えてきます。

半田ごてで古い冷陰極管からリード線を外し、新しい冷陰極管に半田付けします。
その前に、半透明のOリングを忘れずに移植しておきます。

新しい冷陰極管の両端の足は長いので、ギリギリのところに小さな円を作り、不要な分を切り取ります。
僕は円を作り忘れ、ギリギリの長さで切ってしまったので、今後振動等でリード線が外れやすいかも知れません・・・・
プラスティディップは持っていないので、手持ちで一番細い熱収縮チューブを被せました。

この上に、先ほど外したベージュのカバーを嵌め戻します。
さて、この先なのですが・・・・
すみません、悪戦苦闘のあまり手が離せず、画像がありません・・・・
手が3本欲しいくらいでした。
冷陰極管の嵌っていた反射板は、結局液晶のフレームから全てのパネルを分離し、アクリルの拡散版にはめ込んだ上でフレームに戻さなければ組み付けることができません。
指紋をつけないように、鑑定団の先生が使うような薄手の手袋も使用しました。
まずは白い樹脂のフレームにテープで止めてある液晶の駆動基盤を剥がし、液晶板を外します。
その裏には薄い3枚の偏光板(かな?)が周辺4箇所のフレーム上に、ピンで位置決めされた上に小さな黒いテープで止まっているので、それらの位置関係が判らなくならないよう重ねたまま、慎重に分離します。
そして
1.アクリルの拡散版を浮かしつつ、冷陰極管の反射板をはめ込み、フレームに収め・・・・
2.それを抑えつつ先ほど分離した偏光版を重ね・・・・
3、ピンで位置決めをして再度テープで止め・・・・
4.液晶板をフレームに戻し駆動基盤をテープで止める・・・・
という1~4までの作業をすべて片手で押さえつつやらなければならず、失敗すると1からやり直し、せっかく組みあがってもゴミや髪の毛(やネコの毛)が入り込んでいたらまたバラして始めからやり直し・・・・・
とまあ、こんな感じで何度
ウキー!となったことか。
嫁に手を借りつつ、八つ当たりしつつ、ようやく両手を離して写真を撮れたのがこちらです。

液晶板やら偏光板の間に挟まったゴミを取り除くためのエアブローが置いてあります。
位置決めピンに嵌めた偏光板をずれないように仮固定するテープは小さいので、ピンセットも使用したほうが良いでしょう。
冷陰極管から延びるリード線も元通り白いフレームに這わせ、インバータ基板と接続します。


完全に組み上げる前に、メインボートと接続し動作確認・・・・

やた!
ばっちり表示されました!
ちょっと画面の下の方(冷陰極管のある側)が明るすぎる気もしますが、上出来でしょう。
イラっとして雑な作業をしてしまった部分もあるし、「ここまで外して元に戻るんかな?」と不安に駆られた瞬間も多々ありましたので、無事画面が表示されたときにはホッとしました。
ただ・・・・

画像中央、右上から左下にかけて線が入っているのが判るでしょうか?
大分大きく拡大していますが、入り込んでしまったネコさんの毛ですorzガックリ
これ以外にも、画面下の方には傷なのかゴミなのか、よく見ると黒い点々がいくつか入り込んでいます。
作業を思い返してみると「もう二度とやりたくない」と思うくらいイヤな汗を一杯かいたのですが、実質1000円弱でPCを一台直せたんだから安いなぁ。
予備で購入した冷陰極管はもう一本無事に残っているし、また廃棄品出ないかしら?
ちなみに、作業終了後
「これが交換した古い冷陰極管、バックライトに使ってる蛍光灯みたいなものだよ」と嫁に渡したら、秒殺でポッキリ逝きました。
「曲がるのかな、と思って軽く曲げたらあっさり折れた」と言う位もろいパーツですので、重々ご注意ください。